おっちゃんのひとりごと

管理人

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山田洋次監督の代表作「男はつらいよ」の、渥美清さん扮するフーテンの寅さん。

テレビのBSで、毎週土曜日放映されているのを楽しみにしている。

義理と人情に生き、毎回素敵な女性に出会い、自分のことを後回しにして、その女性に献身的に尽くすが、最後はふられてしまう。

また、そのためには他人の迷惑を顧みない。

しかし、どこか憎めないし、男としてその生き様に同調し、あこがれる男性も多い。

一方、女性の立場からすればそうではないらしい。

作家の曾野綾子さんが書物に、映画という世界ではあのような生き様もいいが、旅館の支払いもできず、遠方まで宿泊代金を妹に持参させたりと、身内には迷惑をかけっぱなし。

自分にもし、あのような兄が実在すれば、寅さんがふらりと出て行く前に、私が家出をするであろうと、書物に書かれている。

私の家内もあのような兄が実在すれば、家中が振り回され、恥ずかしくて世間に顔向けができないし、絶対いやだと言う。

やはり、女性のほうが、合理的で、クールで、現実的であるのかもしれない。

それでも喜怒哀楽があるのが、人生である。

また、困らされても、結果的に許してしまうのが、日本人。

そして、困りながら自分自身も、楽しんでいられるのが、人生であるように思う。

近頃の管理職は大変である。

数値目標の達成を第一に、コンプライアンス遵守、個人情報管理の徹底、且つ、仕事だけでなく、部下のワークライフバランスを考え、家庭も大事、休暇取得にも目配りしなければならない。

パワハラ、セクハラにも気を使い、優しすぎると統制が取れない。

しかし、「二兎を追うものは、一兎をも得ず」のことわざどおり、減点主義の管理に気をとられ、なかなかどっしりとした、仕事ができていないように思われる。

私のような古い人間は、昔の良さも少しは取り戻してほしいなあと思う。

昔の上司には、厳しい反面、情があり、部下の失敗にも責任をもって、対処してくれる人が、多かったような気がする。

「君らの失敗位で会社はつぶれないよ! どんどんチャレンジしろ!」といってくれたのを思い出す。

それ位、中間管理職(部長位)にも権限があった。

今は存在感がないので、誰が部長で、誰が一般社員なのかも、わからなくなってしまっている。

コンプライアンス遵守、個人情報管理、マネジメント等、何でもアメリカのやり方をそのまま、日本に当てはめているが、日本社会に沿った、日本の会社組織の良さも、改めて見直す必要があるのではないだろうか。

先般 読売新聞に近頃の大学生の4割は、まったく本を読まないと、全国大学生活協同組合連合会の生活実態調査でわかったと掲載されていた。

具体的には、大学生の一日の読書時間(電子書籍含む)は、平均26,9分とのこと。

まったく本を読まない、0分と回答したのは40.5%であった。

毎月の書籍は1790円で、情報の収集源はスマートフォンとのこと。

しかし、スマートフォンでは、トピックだけで中身がなく、内容を味わうということもないし、読解力もつかないのではと、おっちゃんのひとりごとである。

また、新聞をとらない若い世代も多く、情報はインターネットのみとのこと。

我々も、若い頃は近頃の若いものはと批判されたこともあり、一概には言えないが、その中でも一番残念なのは、他人にも興味を持ち、人の手助けをするということが、欠けているように思えることである。

過日も、ある駅のプラットホームと電車の間にベビーカーが挟まり、あわてて近くにいた中年のおばちゃんと、私で、ベビーカーを引き上げた。

一方そのベビーカーの真横にいた若者が、チラッとその光景を見ながら助けもせず、スマートフォンに夢中で、他人事には我関せずという態度をみて唖然とした。

このような若者ばかりではなく、立派な若者も見受けるが、メール・ツイッター・フェイスブックだけでなく、議論したり、コミュニケーションをとり、お互いの表情を確認し、本音をじかに話し合う機会をもっともって欲しいなあと、思うと同時に、人とのふれあい、人間にもっと興味をもって欲しいと思うのは私だけだろうか。

ある路線の大きな某終着駅、駅中に売店が2つある。


1件は雑誌を買っても、新聞を買ってもありがとうひとつない。

もう1件の売店のおっちゃんは、とにかく愛想が良い。


そんなに買っていないが”毎度おおきに!ありがとう!”と大きな返事が返ってくる。
正月は”おめでとうございます!今年も宜しく、おおきに!”と返ってくる。

おもわずこっちも”いつも愛想よくしてくれるので、ここで買わしてもうてまんねん!”と返答する。


また、難波のハンバーグが美味しいことで有名な、洋食屋の女将さんも、ほんとうに愛想が良い。
”いらっしゃいませ! どうぞ奥へ! まだ空いてまっさかいに、広う使こうとくなはれ!”
どんどんお客さんが入り、狭くなっきたら、帰りは、
”いつもおおきに! かえって入口の狭いとこですんまへんでした。

お嬢ちゃんお元気でっか!(実は孫、 この一言で私を喜ばしてくれる)
”ありがとうございました。”

愛想の良い人は、ほんとうに得である。

住宅リフォーム業でも、昔は職人さんは腕さえ良ければ、ヘンコツでも無愛想でもよかった。
しかし、最近は腕がよく、愛想の良い職人さんは奥さん方にも人気があり、評判も良い。
時代は変わりつつある。

弊社の職人さんも、腕だけではなく、やはり社会人として、すこぶる愛想よくする必要はないが、
礼儀、マナーをわきまえ、好感のもてる職人さんにもっともっとなって欲しいものである。

住宅リフォーム業に携わり丸4年を迎えるが、ご自宅を丁寧に扱い、
特に水廻り関係のメンテナンスをきっちりとされているお家は、長持ちしているように思う。


人間の身体も同様である。


40代から50代半ばにかけて、私自身仕事の忙しさにかまけて、暴飲暴食、
不規則な生活の繰り返しで、身体はぼろぼろになっていた。

最近になって、やっと1年に一度、夫婦で半日人間ドッグで検査を受けている。
結果は、学校の成績と同じで、家内はほとんどAが続く。
私はB,C,D,B,E,わずかに3つほどA。惨憺たる結果である。

高血圧、痛風、高脂血症、中性脂肪過多、糖尿病予備軍等、中高年病気のオンパレード。
歯もがたがた、どうしょうもなくなって、20年来公私に亘ってお世話になっている、
歯科医のF先生をたずね、”ここまで、ほっておくあんたが悪い!”と叱られっぱなし。


一念発起、今年から食生活も大好きな肉から、野菜・魚・豆・中心に変え、
味付けも家内に薄味にしてもらっている。
おかげで、たまの外食は何を食べても美味しいが、味がすごく濃く感じる。
そして、アルコールもほどほどにして、間食もほとんどなくしている。

また、万歩計で一日2万歩を目標にしている。(1万歩では余計に食欲が増し体重増加になるので)
歯磨きも、残った歯を大事にするため、朝、昼、入浴中、就寝前の4回磨いている。


どこまで、続けられるかわからないが、家族、仕事、おつきあい同様、
身体も、どうしょうもなくなる前にメンテナンスを怠らず、無理をせず、
丁寧に、大事に、つきあっていきたいものである。

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お風呂倶楽部の運営会社 株式会社ヤマユウ
お風呂倶楽部の運営会社 株式会社ヤマユウ

人とのつながりを大切にしています。
そしてこれは社員一同日々心掛けていることでもあります。

というのも私達とお客様、立場に違いはあれど、一生懸命気持ちを持って接していれば、気持ちは伝わると信じています。
これは仕事じゃなくても、すべてのことにあてはまると思います。

私たちは、これから出逢うすべてのひとを大切にします。

山本 優一