おっちゃんのひとりごと

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最近石原慎太郎元東京都知事の豊洲問題、籠池元理事長の土地購入問題等が

巷でおおいに話題になり、マスコミをにぎわしている。

上記の話題に関わらず、最近気になるのが、話題になっている人が権力を持ちもてはやされている時は、

誹謗・中傷されず、マスコミも黙っている。

しかし、何か落ち度が見つかった時、また落ち目になれば、ここぞとばかり槍玉に上がる。

大阪弁で言えば、「えげつなく」叩きまくる。

言いたいことがあれば、権力を持っている時に、堂々と批判すればと思うが、

「あなたが、権力者に正々堂々と批判できるか」と自分自身に問えば、これまた、なかなか難しい。

と言って、日本人は喉元過ぎればそんな話題も忘れ、「人の噂も75日」と言われるがごとく、

相手を許し、いつの間にか批判されている人が、テレビに恥ずかしげもなく堂々と出演している。

言い換えれば、いつまでも執念深く人を責めるのではなく、時が過ぎれば許してしまうのが

日本人の優しいところであり、いいかげんなところでもある。

さすが「和をもって尊しとなす」お国柄である。

自分自身に振り返っても、「けしからん! 許せん!」と怒っても、時が過ぎれば

「あいつはあいつで、いろいろ思いがあったんかなー?・・・・」と許してしまう。

家内に言わせれば「お父さんは甘い!・・・・」と叱られるが、いつまでも意地を張らず

許しあえるのが人間であり、人生であると思う。

 

 

宴会・職場においても、その場にいるだけでその場の空気・雰囲気を好転させることができる力を持っている人のことを

一般的にムードメーカーと言う。

また、ムードメーカーと言われる人の特徴として、

「状況に合わせた雰囲気づくりができる」 「人の長所を見つけて誉めるのが上手」 「聞き上手で場の雰囲気を読むのが上手」

「人の悪口やネガティブな事を言わない」 「いざこざを根に持たない」 「性格が明るく、かつメンタルが強い」等いろいろ考えられる。

高校時代の友人H君は典型的なムードメーカーで、飲み会に彼が参加すると、彼のひと言ひと言で、皆が腹を抱えて笑い、

ジェスチャーを交え、会が思いっきり盛り上がる。

天性のものであろう。

私が宴会の幹事をする場合、彼に随分助けていただいている。

したがって、話題が途切れると、必ず彼に振ってしまう。

すると、またまた会が盛り上がり、会は笑の渦になる。

その度に、「米田はまた、おれをだしにしやがって!・・・・・」と彼は言うが、顔は笑っており、

本人もけっこう楽しんでいる。

私自身、彼くらいムードメーカーとしての資質があればなーと、いつも思う。

過日、安倍首相が訪米し、トランプ大統領から大歓迎を受け、日米の友好関係が深まり、

自民党の支持率も大きく上がり、某政治評論家が「安倍首相はなかなかの人たらしですねー」と良い意味で「人たらし

という言葉で賞賛していた。

一方、「人たらし」は「たらし込む」という語源からきており、人をだますようで、

また、「女たらし」等良い意味では用いられてこなかった。

しかし、司馬遼太郎の小説によるものかどうかわからないが、人身掌握で天下を登りつめた豊臣秀吉、幕末の坂本竜馬

また、元総理大臣田中角栄も「人たらし人間」として有名である。

良い意味で「人たらし」とは具体的に、「礼儀正しく」、「人を否定しない」、「ネガティブなことは言わない」、

、「とにかくマメである」、「共感する」、「誉める」、「相手の情報を下調べする」人たちと考えられる。

作家谷沢永一の書物「人間通」にも書かれているが、上記の人たちに共通して言えることは、

他人の気持を的確に理解できる人」であり、「知恵と愛嬌」のある人らしい。

とはいうものの、他人の気持を理解できているつもりでも、そうではない事も多々ある。

そいいう時も言い訳せず、相手の気持ちになり、逆に敵と思われる人も、自分の味方にできるような人なのか?

人たらし」にあこがれるが、私のような凡人には、まさしく「言うは易く 行うは難し!」そのものである。

”旨い”とは、味覚、視覚、聴覚、嗅覚、触覚の五感が揃って感じるものであるということは言うまでもない。

しかし、これらだけでなくその場の環境、感情により大きく左右されることもある。

過日お昼どき、満員でカウンターだけの中華レストランでのこと。

久しぶりの中華ランチで、酢豚も、チャーハンも旨かった。

わずかに空いた私の横に、体格の良い中年のおっちゃんが、ジャンパー姿で座った。

私と肩が触れ合うほど接近して座っていたそのおっちゃんは、旨かったのか、お腹が空いていたのか無我夢中で食べていた。

しかし、何か私の脳裏に不吉な予感がした。

その予感は的中した!

私がチャーハンをほうばるのと同時に、そのおっちゃんは自分のから揚げ定食と私の酢豚定食に向かって、

「ふあっくしょん!・・・ ふわっくしょん!・・・ふわっくしょん!・・・・」と3回立て続けに、えげつないくしゃみをした。

私のスーツの肩から、袖にくしゃみの唾がかかり、私の酢豚の上にも、食べかすの米粒の小さいのが2,3つ、

ついたのが目で見てもよくわかった。

一挙に食欲が無くなり、不味く感じるようになった。

しかし、食べないともったいないので、無理やり喉につめこんだ。

一方、そのおっちゃんは我かんせずで、旨そうに食べている。

私にとっては最悪のランチであった。

同様に、同じ料理でも絶世の美女がおもてなしをしてくれれば、旨く感じるし、

不潔な服装で、爪あかがたまったおっちゃんがおもてなしをしてくれれば、味は半減する。

要するに食とは、五感だけでなく、感情・環境にも大きく左右される非常にデリケートなものと改めて感じる。

 

 

 

30年以上前、特に当時のブラウン管テレビの映像が悪くなると、テレビの横っ面を、

微妙な強さで”どんどん”と叩くと、綺麗に映像が映ることがよくあった。

不器用な私に家内から「お父さんの取り柄は、テレビを叩いて直すことやねー」と、よく言われたものである。

また最近、会社のパソコンもそろそろ寿命なのか、突然インターネットが繋がらないないことがよくある。

その時は、パソコンのコンセントの差込口に、「くっくっ・・」と刺激を与えると、インターネットに繋がる。

ちょっとした刺激が微妙な接触不良に、効果的に作用したのだろう。

過日、家内が大寒の日にエアコンを入れようとリモコンを押すが、作動しない。

意地になって、何度も押すが、まったく作動しない。

電池を替えても音沙汰なし。

そこで、私の出番、「チョット、リモコン貸して・・・・」とリモコンを取り上げ、

リモコンの上部をテーブルの角で「コンコン・・」と押すと、何とエアコンが作動した。

自分でも思わず、「人間誰でも、取り柄はあるもんやなー・・」と自画自賛。

我が家で久しぶりに、存在感を示すことができた。

しかし、最近の家電製品、機械類は、昔と違い精密に造られているので、衝撃は逆効果になるとも言われている。

時代遅れのアナログおっちゃんは、我が家でも、会社でも益々存在感がなくなりつつある。

寂しい限りである

お風呂倶楽部の運営会社 株式会社ヤマユウ
お風呂倶楽部の運営会社 株式会社ヤマユウ

人とのつながりを大切にしています。
そしてこれは社員一同日々心掛けていることでもあります。

というのも私達とお客様、立場に違いはあれど、一生懸命気持ちを持って接していれば、気持ちは伝わると信じています。
これは仕事じゃなくても、すべてのことにあてはまると思います。

私たちは、これから出逢うすべてのひとを大切にします。

山本 優一